まずは捨てる

お店を作るにあたっては、一にも二にも、まずは捨てることからしか始まらないよね。

時代が大きく変わり、新しく何かを始めるには、今までのやり方は通用しない。特に都会はそういう局面が強いだろうから、そういう時にどうしたらいいか?

今の生き方が苦しくて、違和感を感じているなら、とにかくまずは捨てること。捨てるというのは精神的な意味合いもある。古い自分の視点をまず捨てるということ。捨てないと、視点が変わらないんだよ。

今やってる仕事、今の家族、今の友達。それは裏を返せば自分も捨てられちゃうかもしれないけどね。

ものにも精神って宿るんだよ。過去に自分が着ていたものとか、かつての自分が持っていた波動とかしょっちゃってるからね。そういうものにしがみついていながら、心機一転新しくやりたいというのは難しいよね。家族は捨てられないとかは、もちろんあるけど、気持ちだけでも捨てるということかな。

今までやってきたことの延長線上のことをやった方が経験値が生かされていいと思うかもしれないけど、全くやったことないことをやってみることは大事だと思う。

捨てる捨てないは本人の意思だけでもなくて、捨てざるを得ない状況が来る。取捨選択が自分の力だと思うこと勿れということだよね。

何かを選ばざるを得ない状況、捨てざるを得ない状況が起きうるわけで、その時、何かを捨てる時の悲しみ、愛別離苦は、次のステップへのシグナル、サインなんだときっと思えると思うよ。そこに固執しなければね。

残念なことがあっても、それが終わったということは、何か背中をボンと押されて次に行けというシグナルだと思えば、また新しい何かが始まるわけでね。

神は残酷で、本当に神はいるのかと思うけど。神がいるとしたら、ぐずぐずしてるヒトの背中を突き飛ばす。乱暴な形でいいから捨てろという時が来て、それは、視点が変わるいいチャンスだと思う。神は、そう悪いようにはしないということを信じられるかどうか?

この、激動の時代、2024年は試されているなという気がします。

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